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小池一夫

新人育成が鍵

「マンガはキャラクターだ」とお題目のように唱えながらもう40年以上、 生み出した作品たちと共に、日本、そして世界中のマンガ界を行脚して参りました。 長い、本当に長い道程であります。言語も文化も違う人々から作品が高く評価され、 多くの友人を得ました。作品を巡る思惑と裏切りに傷ついたこともありました。 そして今、この大いなる旅の経験を伝え、形にするためにひとつの決断をしました。 私が30年前に創設して、数多のマンガ家を育て上げた「小池一夫劇画村塾」は現在も 直接指導にあたっています。

この私塾を更に発展させ、更なる活動へと拡大させていくために、この度、法人化し 「小池一夫劇画村塾 株式会社」といたしました。そして出身作家たちに加え、 大阪芸大を卒業した作家たち、小池一門と呼ばれる内弟子たち、他の作家諸氏の 協力を仰ぎ、知財、特にマンガ・アニメ・ゲームの権利保護・活用・新人育成を 命題として、海外を視野に入れた活動を広く展開してまいります。

日本の知的財産への諸外国による簒奪は目を覆うばかりで、年間被害額たるや 2兆円を超えようとしています(デジタル・コンテンツ白書)。また、2004年に 14兆7000億円(デジタル・コンテンツ白書)を超えた知財は、いま、下降の一途を たどっています。日本のビジネス・コンテンツ、即ち知的財産、中でもマンガや アニメ、ゲームをカンヌキの如く、その真中で引き締めているキャラクターを、 いま個人レベルでも保護し活用する。そして同時に、『ドラえもん』、『ピカチュウ』、 『NANA』、『デスノート』等を越えていく次世代キャラクターを生み出す新人育成を 行う。これが「小池一夫劇画村塾 株式会社」の使命であります。  日本のビジネス・コンテンツの未来を担うキャラクタークリエイターたちが安心して 創作活動に打ち込める環境が作れればと思っております。


2007年9月10日に開催された当社 発足パーティの模様がご覧頂けます